納骨

法事、法要

四十九日法要と併せて行うことが多い「納骨」

作成日:2023年5月16日 更新日:2023年5月16日

自宅に安置していたご遺骨は、一般的に四十九日の忌明けをもって納骨されます。納骨の際には納骨式を行い、その後、お墓の下のカロート(納骨室)に納められるのが基本的な慣習です。

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納骨は忌明けと同時が一般的

葬儀後、しばらく経ったら、自宅に安置していたご遺骨をお墓に納める「納骨」を行います。納骨の時期は特に決まっていませんが、忌明けの四十九日法要と併せて行うことが一般的とされています。ただ、地域によっては葬儀の当日に、初七日法要、また四十九日法要までを繰り上げて行い、同時に納骨を済ませてしまう場合もあります。

納骨と埋葬の違いとは?

納骨と埋葬は、本来、同じ意味で使われてきたわけではありません。納骨とは、ご遺骨を納骨堂やカロートに納めることです。これに対して、埋葬はご遺体をお墓に葬ることを指します。しかし、火葬が当たり前になった現代では、墓石の下のカロートに納骨をした時点、もしくは寺院の納骨堂に納骨した時点で、埋葬も完了したことになります。

 

ちなみに、ご遺骨を納めるカロートですが、その方法は地域や宗派、お墓の形態によってさまざまです。カロートの底が土になっている場合は、お骨箱を開けて、土の上にまくことが多いようです。ほかにも、布袋に入れて納めたり、お骨あげの要領で箸を使って納める方法などもあります。

お墓にご遺骨を納骨する際の儀式「納骨式」

お墓に納骨をする際、「納骨式」という儀式を行います。これは「納骨法要」とも呼ばれるもので、ご遺族やご親族のほかに、故人と特に親しかった知人や友人を招いて行う場合もあります。納骨の際には埋葬許可証が必要になるため、火葬場で渡された埋葬許可証を忘れずに持参するようにしましょう。

納骨式の流れについて

納骨の日時が決まったら、菩提寺に連絡するとともに墓石販売店や墓地の管理事務所などに連絡し、カロートのふたを開ける手配をしておきましょう。ご遺骨をカロートに納めたら、生花やろうそくなどを墓前にお供えして、僧侶による読経、参列者の焼香と続きます。

■納骨式の流れ

1.ご遺骨をカロートに納める

2.卒塔婆を立てる場合は立てる

3.生花やろうそくを供える

4.僧侶による読経

5.参列者による焼香

宗派によっては卒塔婆(そとうば)を立てる場合もあります。卒塔婆とは、お墓の後ろに立てる細長い板のことです。卒塔婆には、故人の戒名やお経、没年月日などが書いてあります。浄土真宗を除いて、年忌法要などの際に、この卒塔婆を立てて故人の供養とします。卒塔婆を立てる場合は、事前に寺院に連絡をし、法要の当日に卒塔婆が間に合うようにお願いします。法要の日時を連絡する際に、お願いしておくといいでしょう。ちなみに卒塔婆とは、古代インドのサンスクリット語で、塔を意味する「ストゥーパ」からきています。

納骨の時期にお墓がない時、ご遺骨はどうすれば?

納骨をしたい時期に、まだお墓の用意ができていない…。そんな時は、お墓が整うまでの間、ご遺骨は自宅の祭壇に安置しておくか、寺院や霊園の納骨堂に一時的に預かってもらう「仮納骨」をすることも可能です。仮納骨の場合、いつまでも預かっておいていただくわけにはいきません。一周忌か三回忌を目処にお墓の用意をし、正式な納骨を行うようにしましょう。

納骨を終えたら仏壇の用意を

仏壇は寺院の本堂を模した物で、宗派のご本尊をまつって祖先のご位牌を置き、日々のおつとめをするためのものです。葬儀の時に使った白木のご位牌は、四十九日の忌明けまでは中陰壇(後飾り)の祭壇に飾り、忌明け後、または納骨の際に菩提寺に納めることになります。その代わりに、仏具店などで買い求めた「本位牌」を仏壇に置き、先祖と並べてまつることになります。

 

家に仏壇がない場合は、白木のご位牌が本位牌になる時に併せて、仏壇を購入するといいでしょう。最近では、現代の暮らしに合わせたコンパクトでモダンな、新しいタイプの仏壇も多く販売されています。仏壇に本位牌が納まったら、毎日のおつとめを行い、故人を偲ぶようにしましょう。

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