法事、法要

納骨(納骨式)までに行う準備

作成日:2024年4月23日 更新日:2024年4月23日

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そもそも納骨式とは?

納骨式とは、故人の遺骨をお墓に納める儀式のことです。正式には「納骨法要」と呼ばれ、家族や親族、友人や知人などが集まり、故人の供養と納骨をします。四十九日の忌明けに行う「四十九日法要」と合わせて行うのが一般的となっていますが、実は納骨式の時期に決まりはありません。

 

納骨式と四十九日法要は、同じタイミングで開催することが多いせいか、同じ儀式と思われがちですが、それぞれ儀式の持つ意味が異なります。

■納骨式(納骨法要)

遺骨を埋葬する儀式のこと

■四十九日法要

故人が極楽浄土へ行けるようお祈りする儀式

故人の命日を1日目とし、その日から数えて四十九日までの期間を「四十九日」といいます。この期間を「忌中(きちゅう)」や「中陰(ちゅういん)」と呼び、遺族は故の死を悼み、喪に服します。そして、四十九日をもって忌明けとし、故人が極楽浄土に行けるようお祈りする儀式を行います。

 

仏教では、宗派にもよりますが、亡くなった方はあの世で7日ごとに生前の行いを基準として審判を受け、49日目の最終審判で極楽浄土に行けるかどうかが決まるとされています。なので、本来は、審判のタイミングとなる7日ごとに故人が極楽浄土へ行けるよう祈りを捧げる儀式、つまり「法要」を7回行っていました。

 

近年は、本来、亡くなってから七日目に行う「初七日」や、四十九日法要までに行う「中陰法要」を、葬儀の読経と合わせ、繰り上げて行うケースもあります。

納骨式までに準備すること

納骨式までに行う準備は、大きく分けて3つあります。1つはお墓の準備、もう1つは納骨式の準備、そして公的な手続きや書類の準備です。

①お墓の準備

遺骨を納骨するには納骨場所が必要になります。先祖代々受け継ぐお墓がある場合、そちらに納骨するのが一般的です。お墓がなく、新たにお墓を立てる場合は、納骨までに準備しておく必要があります。

 

納骨式の時期に決まりはありませんが、仏教の慣習に沿って四十九日法要に合わせて納骨式を行いたい、でも納骨式にお墓が間に合わない…といった時は、お寺の納骨堂で遺骨を預かってもらう「預骨」を利用するのも手です。葬儀社や石材店の中にも、預骨のサービスを行っているところがありますので、問い合わせてみてください。

 

預骨には費用がかかりますが、お寺や企業によってさまざまですので、細かい金額は依頼先にお聞きするのがいいでしょう。多くの場合、最初に保証金が必要となり、年間でお支払いするか、月々のお支払いになるかのどちらかが一般的です。

②納骨式の準備

前述の通り、四十九日法要に合わせて納骨を行うのが一般的ですが、一周忌で行う場合もあります。家族で話し合い、納骨式の候補日を決め、菩提寺に連絡して納骨式の予約をしましょう。納骨式では僧侶に読経してもらうため、僧侶のスケジュールも大切です。僧侶の予定と合わせて日程を決めてください。

 

納骨式の日程が決まったら、参列していただく親族などに納骨式の連絡をします。案内状の用意も忘れずに行いましょう。

 

また、納骨式に会食を行う場合はその手配も必要です。参列者の人数が決まり次第、会食を行う会場を予約し、料理の内容などを決めます。納骨式の食事の費用は、5,000円~1万円が相場です。メニューに決まりなどはありませんが、個別の会席になるケースが多いです。

 

ただ、限られた親族のみでコンパクトに行うような場合はその限りではありません。故人が好きだったお店で会食を行うのもいいでしょう。偲ぶ気持ちが大切です。

③埋葬許可証の用意

納骨には「埋葬許可証」が必要になります。埋葬許可証とは自治体が発行した火葬許可証に、火葬場の認印がされた書類です。火葬された遺骨であることを証明するもので、埋葬を許可された証にもなります。

 

許可証がない場合は埋葬ができません。これは「墓埋法(墓地、埋葬等に関する法律)」で定められています。埋葬許可証は火葬した火葬場で受け取っているはずです。紛失防止の理由から、遺骨とともに骨箱の中に入れられていることが多いので、確認しておきましょう。

万が一、埋葬許可証を紛失してしまった場合は、死亡届出をした市区町村役場で再交付を申請します。申請から発行まで、数日を要することもあるので事前に確認しておきましょう。

納骨場所が決まったら石材店にも連絡を

納骨する場所が決まったら、次は石材店に連絡しましょう。墓石や墓碑に戒名や没年、享年などを彫刻しておく必要があるからです。納骨の日取りが決まったら早めに石材店にも連絡し、作業にかかる日数を聞いておきましょう。作業が納骨式の予定日までに終わらない場合、やはり日程の変更が必要になります。

 

戒名や命日は、墓石の「竿石」という一番上にある墓石の側面または裏面に彫刻、または併設の墓碑に刻字します。彫刻には数週間を要する場合もあるので、納骨式の1カ月前には依頼しておいたほうが安心です。

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