葬儀の知識

家族葬 葬儀後に喪主がやること

作成日:2024年2月29日 更新日:2024年2月29日

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葬儀の後も喪主にはやることがたくさんあります

葬儀が終わった後も喪主にはやることがたくさんあります。葬儀の後は火葬場に移動し、ご遺体を火葬します。基本的に火葬場へ向かうのは故人と関係が深い人のみなので、多くの参列者は葬儀場にて解散となります。

 

遺族が全員火葬場に到着したら、読経の焼香で最後のお別れをします。火葬の後は「収骨」です。お骨上げは喪主が一番最初に行います。地域によって収骨の仕方もさまざまですが、新潟の場合はほとんどの骨を収骨するケースが多いです。

 

そして、最後にのど仏の骨を拾います。これはのど仏の骨が、お釈迦様が座禅を組んで座っている姿に似ているからです。のど仏の骨を尊重する慣習は広く根付いており、故人の遺骨は全部散骨するけれど、喉仏だけ残して手元供養品に入れてお祀りするという人も多いそうです。

 

骨を納めた骨壺は一般的に喪主が管理するので、そのまま喪主が持ち帰ることになります。

家族葬にかかった葬儀費用の精算

葬儀が終わった後は葬儀費用の支払いなどがあります。葬儀費用を支払うタイミングは、一般的に葬儀後1週間から10日以内に支払うような決まりになっている場合が多いです。なかには、葬儀終了後即日支払うことになっている葬儀社や、1カ月以内の支払いでOKの葬儀社もあります。

 

葬儀社によっては、事前に葬儀費用の50%や数万円を前金として支払うようなケースも。支払いの期限やタイミングは葬儀社やプランによって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

 

なお、葬儀費用の支払い方法は現金払いが一般的です。葬儀社に支払いに行ったり、銀行振込で支払ったり。葬儀費用が数十万円の場合は、銀行振込だけでなく、コンビニでの支払いも選択できる葬儀社もあります。支払い方法についても事前に確認、相談しておきましょう。

火葬後は遺骨の供養を

火葬が終わったら故人の遺骨を供養します。基本的には喪主が供養方法を決めますが、親族と相談しておいても構いません。生前、故人の意思を聞いているようであれば、なるべくその希望に添うようにできるといいですね。

 

近年はお墓に納める方法以外にも、霊園や墓地にあるモニュメントツリーの下に遺骨を埋める「樹木葬」や、自然の中に粉末状にした遺骨を撒く「散骨」など、さまざまな弔い方があります。

役所などに提出する各種手続き

葬儀の後は、葬祭補助金の請求など役所に提出が必要な書類をはじめ、保険の請求、年金受給の停止をしたり…さまざまな手続きをしなくてはいけません。故人が亡くなってから2週間以内に行わなければいけない手続きもあるため、なるべく早めに準備を進めてください。

<提出期間が定められている各種手続き一例>

□年金受給停止の手続き

□世帯主の変更届の提出

□介護保険資格喪失届の提出

□国民健康保険証の返却

□雇用保険受給資格者証の返還

□所得税準確定申告・納税

□相続税の申告・納税

□国民年金の死亡一時金請求

□健康保険加入者の場合の埋葬料請求

□国民健康保険加入者の葬祭費請求

□高額医療費の申請

□国民年金の遺族基礎年金請求

□厚生年金の遺族厚生年金請求

もし、喪主一人で全ての手続きを行うのが厳しい場合は、他の親族と役割分担をしても問題ありません。葬儀後、喪主がやらなければいけない手続きについては、こちらの記事(https://familyhall-sora.jp/column/525/)でも詳しく紹介しています。

 

また、ご近所や勤務先などで故人と親しくしていた方が葬儀に来ていたら、葬儀後、一週間以内に挨拶に伺うのがいいでしょう。

葬儀後の法要も喪主が指揮をとります

初七日を終えた一ヵ月後、四十九日法要では「開眼法要」を行います。お葬式で用意した白木の仮位牌から故人の魂を移すための本位牌を用意しておきましょう。宗旨・宗派によっては、位牌の代わりに掛軸を用意するなどの違いがあります。

 

菩提寺に連絡して読経してもらう日程を決め、それに併せて親族や特に親しかった友人・知人などにも法要の日程をお知らせするといいでしょう。

 

四十九日法要は、故人がこの世を旅立ってから7週目に行われます。その後の年忌法要も喪主が中心となって行います。

香典返しの手配も喪主の役割のひとつです

家族葬では香典返しを行わない「香典辞退」ということもありますが(その代わりに当日、会葬御礼を用意します)、「どうしても」と香典を渡してくださる人もいます。その場合は、ありがたく頂戴し、四十九日を過ぎてから香典返しを送りましょう。

 

家族葬の香典返しの相場は、一般葬と同じく、香典としていただいた金額の半額から3分の1程度を返すのが一般的とされています。

 

また、近年は、葬儀当日に渡す「即日返し」も増加傾向にあります。ただし、その場合は、香典の金額ごとに返礼品をいくつも用意しておくのが難しいため、2,000円~3,000円程度の品物を用意しておくケースが多いです。

葬儀後も喪主にはやることがたくさん

葬儀後に喪主がやることの一覧は下記のような内容になります。

  • 葬儀費用の精算
  • ご遺骨の供養方法を決める
  • 種類申請など各種手続き
  • 四十九日法要を行う
  • 香典返しの手配を行う
  • 年忌法要を行う
  • 仏壇・お墓・位牌等の検討

と、葬儀を終えたあとも喪主にはやることがたくさん…。しかし、その中には、葬儀社で準備や手配ができるものなどもあります。わからないことや不安なことは葬儀社のスタッフに相談してください。

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