終活

昨今のお墓事情 永代供養墓について

作成日:2025年5月19日 更新日:2025年5月23日

自分が亡くなったら葬儀やお墓はどうするか。終活を考える人が増えるにしたがって、生前に自分のお墓のことを考える人が増えています。また少子化、核家族化、シングル化などから「墓守がいない」という切実な問題もあり、昨今の日本の家庭事情に即した新しい供養のカタチとして「永代供養墓」が注目されています。
今回のコラムでは「永代供養墓」についての状況や一般的知識について考察してみます。

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昨今のお墓事情

近年、日本のお墓事情は大きな転換期を迎えています。核家族化や少子高齢化の進行、価値観の多様化、未婚シングル世帯増加などを背景に、従来のような家単位のお墓を維持することが困難になるケースが増加しています。これは東京・大阪などの大都市圏だけの話しではなく、新潟県全域に置いても選択肢として検討される方が増えています。
その背景には寺院や墓地の承継者不足、遠方に住む子供たちへの過度な負担、経済的な問題など、様々な要因が複雑に絡み合っています。
従来型の墓石を建立するお墓は、初期費用がかかるだけでなく、維持管理にも手間と費用がかかります。また、お墓の管理者が高齢となり、清掃等の維持管理が難しくなるケースも少なくありません。さらに、無縁墓となるお墓の増加も社会的な課題となっています。このような状況から、供養に対する意識も変化しつつあります。「お墓」という形に固執せず、故人を偲び、供養する方法も多様化しており、永代供養はそのひとつの選択肢として注目を集めています。

新しい供養の形としての永代供養墓

永代供養墓は、寺院や霊園が遺族に代わって故人の供養を半永久的に行う供養の形です。従来のお墓のように家族個別の墓石を建立するのではなく、合同の供養塔や納骨堂などに遺骨を納め、定期的に供養が行われ、お盆やお彼岸は家族がお参りに行く形です。
永代供養墓は、墓地の墓守(お墓の承継者)がいない方や、子供たちに負担をかけたくないという方にとって、近年では現実的な供養の選択肢となっています。また、一般のお墓に比べて費用を抑えられる場合が多く、経済的な負担を軽減できるというメリットもあります。
さらに、永代供養墓には様々なタイプがあり、個別のスペースが確保されたものから、他の遺骨と一緒に納骨される合祀タイプまで、故人の遺志や家族の希望に合わせて選ぶことができます。

日本の高齢化の推移と将来像

日本の高齢化は急速に進んでおり、総人口に占める65歳以上の割合は年々増加しています。厚生労働省の推計によると、2025年には約30%、2040年には約35%に達すると予測されています。

今後、高齢化が更に進むにつれて、従来型のお墓の維持が困難になるケースはますます増加すると考えられ、永代供養をはじめとする新しい供養の形へのニーズは高まっていく可能性は大きいと考え、早いうちから検討をはじめる必要性が強まっています。

墓の継承が出来ない昨今の切実な家庭環境

現代の日本では、様々な理由からお墓の継承が難しくなっています。

 

①核家族化と少子化
子供の数が少ないため、お墓を継ぐ人がいない。継いだ子供に負担が集中してしまう。

 

②未婚化と晩婚化
結婚しない人や晩婚の人が増え、また将来不安から子供を持たない夫婦も増加傾向。

 

③ライフスタイルの多様化
就職や転勤等で故郷を離れる人が増え、お墓の近くに住む親族がいなくなってしまった。

 

④価値観の変化
お墓に対する考え方が多様化し、伝統的なお墓の形にこだわらない人が増えている。

 

⑤経済的な負担
墓地の購入費用や墓石の建立費用、維持管理費用などが経済的な負担となる。

 

 

これらの要因が複合的に絡み合い、お墓の維持や管理に不安を感じる人が増加傾向に。特に、高齢者世帯や、身寄りのない方にとっては、お墓の承継は深刻な課題として社会問題化している。

家族に代わって半永久的に供養してくれる永代供養墓

永代供養墓の最大のメリットは、寺院や霊園が家族に代わって半永久的に故人の供養を行ってくれることです。これにより、お墓の承継者がいない方や、遠方に住んでいてなかなかお墓参りに行けない方も、安心して故人を供養することができます。
具体的には、年忌法要や春秋のお彼岸、お盆などの定期的な供養が行われます。供養の形式は施設によって異なりますが、読経や焼香、供花、清掃などが一般的な管理項目です。
また、多くの永代供養墓では、生前の故人の意向や家族の希望に合わせて、供養の方法や期間などを相談することができます。これにより、故人や家族の気持ちに寄り添い、経済的負担を少しでも軽くした供養が可能になります。

永代供養墓選びのポイント

永代供養墓を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

 

①立地とアクセス
自宅から近く、負担なくお参りが可能、交通の便が良いなどの場所を選びましょう。

 

②供養の形式
合祀型、集合型、個別安置型、納骨堂型など、希望する供養の形式を選びます。将来的に改葬を希望する可能性がある場合は、個別安置型を選ぶと良いでしょう。

 

③費用
永代供養料だけでなく、年間管理費やその他の費用についても確認し、総費用を比較検討します。

 

④施設の雰囲気と管理状況
実際に足を運び、清潔で落ち着いた雰囲気であるか、管理が行き届いているかなどを確認します。

 

⑤契約内容
契約期間、供養の方法、納骨後の管理、解約時の規定などの見積や契約書を確認します。

 

⑥事前見学
必ず事前見学し、施設担当者の説明を聞き、納得のいくまで質問しましょう。複数の施設を見学することをおすすめします。

 

⑦将来性
長く存続できる安定した運営体制の寺院や霊園管理会社を選びましょう。

家族葬そらは仏壇・墓石の福宝グループです。永代供養墓を御検討されている方は、お近くの福宝各店でもご相談承っております。もちろん家族葬そらでも無料相談会等でのご相談OKです。お気軽にお問い合わせしてみてください。

 

●福宝ホームページ
https://www.fukuhou.jp/cemetery/

 

●家族葬そら/無料相談会

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永代供養墓に関する費用について

永代供養墓の年間管理費用は、施設や供養の形式によって異なります。永代供養料に年間管理費が含まれている場合や、別途 費用を支払う必要がある場合があります。年間管理費の主な用途は、施設の清掃、共用スペースの維持、供養施設の管理などです。管理体制が整っている施設ほど、年間管理費が高くなる傾向があります。契約前に年間管理費の有無、金額、支払い方法などをしっかりと確認しておくことが重要です。また、将来的に管理費が変動する可能性についても確認しておくと良いでしょう。
主な費用項目としては、以下のものがあります。

 

①永代供養料
故人の遺骨を長年に渡り供養してもらうための費用です。納骨時に一度支払うのが一般的です。運営会社によって異なりますが、一般的には合祀型が最も安く、個別安置型や納骨堂型は高くなる傾向があります。

 

②納骨料
遺骨を納骨する際にかかる費用です。永代供養料に含まれている場合もあります。

 

③管理費
施設の維持管理にかかる費用です。年間で支払う場合や、永代供養料に含まれている場合があります。

 

④銘板料・刻字料
個別の墓誌やプレートに故人の名前などを刻む場合に発生する費用です。様々な素材や刻印方法があるので、家族と検討することが良いでしょう。

 

⑤その他費用
法要の際の費用などが別途かかる場合があります。
複数の施設から見積もりを取り、費用内訳を確認することが重要です。また、将来的な費用の変動についても確認しておくと安心です。

永代供養墓の宗教・宗派について

新潟県内においても、宗教・宗派不問の永代供養墓と、特定の宗教・宗派に合わせた永代供養墓の両方が存在します。
多くの永代供養墓は、特定の宗教や宗派を問わず利用することができます。これは、現代の多様な価値観やライフスタイルに対応するためです。
ただし、寺院が運営する永代供養墓の場合、その寺院の宗派に合わせた供養が行われることがあります。気になる場合は、事前に確認しておきましょう。

 

①寺院運営の永代供養墓
寺院が運営する永代供養墓は、その寺院の宗派に沿った供養が行われることが一般的です。例えば、浄土真宗の寺院であれば浄土真宗の儀式に、曹洞宗の寺院であれば曹洞宗の儀式に則って供養が行われます。

 

②霊園運営の永代供養墓
民間の霊園や自治体が運営する永代供養墓の中には、宗教・宗派を問わない施設が多く見られます。これらの施設では、利用者の宗教や宗派を尊重し、特定の宗教儀式を強要することはありません

新潟県内の永代供養墓について

新潟県内にも、様々な種類の永代供養墓があります。寺院が運営するもの、霊園や墓石会社が運営するもの、納骨堂型のものなど、多様な選択肢があります。

家族葬そらは仏壇・墓石の「福宝グループ」です。
福宝が運営するふたつの霊園と樹木葬をご紹介します。

 

●長岡やすらぎ霊園
〒940-1117 長岡市横枕町172
電話0258-39-1239
https://www.fuji-memorial.jp/

 

●見附やすらぎ霊園
〒954-0031 見附市太田町字梅田541
電話 0258-61-1239
https://www.fuji-memorial.jp/

 

●福宝の樹木葬 やすらぎ
https://www.fukuhou.jp/jyumokusou/

 

永代供養を御検討されている方は、お近くの福宝各店でもご相談承っております。もちろん家族葬そらでも無料相談会等でのご相談OKです。お気軽にお問い合わせしてみてください。

 

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https://www.fukuhou.jp/cemetery/

 

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