自らの葬儀や亡くなった後のお墓などのこと、財産や遺品、遺産相続等を元気なうちに手配する人がここ数年、とても増えています。また少子化、核家族化、シングル化などからお墓の維持・管理が困難になり、先祖代々続くお墓を閉じる「墓じまい」に関する話題も増えています。そんな状況の中、昨今の日本の家庭事情に即した新しい供養のカタチとして「永代供養墓」が注目されています。
しかし「永代」とはどのくらいの期間?費用は?種類や新潟県内の運営会社について質問や疑問をまとめ、自らの選択肢として合致しているのかを検証できるよう考察してみます。

A.1
永代供養墓は、寺院や霊園運営会社が、遺族に代わって故人の遺骨を永代にわたり供養・管理してくれるお墓の形態です。従来のような個人や家族で墓石を建立するお墓とは異なり、合同の供養塔や納骨スペースに他のご遺骨と一緒に納められることが多いのが特徴です。承継者がいなくても無縁仏になる心配がなく、管理の手間や費用を抑えられるというメリットがあります。

A.2
永代供養墓は、以下のような方々にとって適切な選択肢となり得ます。

①後継者がいない人
子供がいないご夫婦や、生涯独身の方など、将来お墓の承継を託せる親族がいない場合。

②子供に負担をかけたくない人
子供が遠方に住んでいる、または経済的な負担をかけたくないと考える人。

③お墓の管理費用を抑えたい方
一般的なお墓に比べて、永代供養墓は初期費用や管理費用を抑えられることが可能です。出費を抑えたい場合は有効。

④お墓の管理が難しい方
高齢や病気などにより、お墓の清掃や管理が困難な場合。

⑤宗教・宗派にこだわりがない方
永代供養墓の多くは、特定の宗教・宗派を問わず利用できます。但し宗教法人等の経営の場合はその宗教・宗派に沿う場合が多いです。

A3.
永代供養墓には、近年の需要増に伴い様々な形式があります。一般的に検討される種類としては以下の5タイプが主流です。
本人の希望や家族の意見を聞き、予算についても運営会社としっかりと話し合う必要があります。

●合祀型
複数の個人の遺骨をひとつの共同の納骨スペースにまとめて埋葬する形式。供養は他の遺骨と一緒に合同で行われます。一般的には一番費用を抑えるかとが可能です。しかし故人個別の墓標などはありません。

●集合安置型
個別の納骨スペースが設けられており、骨壺のまま安置されます。ロッカー式や棚式など、様々なデザインがあります。一定期間後、合祀されることが多いです。合祀型よりも費用は高くなる可能性もありますが、個別のスペースを得ることが可能です。

●個別安置型
個別の墓石や納骨壇が設けられ、一般のお墓に近い形で利用できます。一定期間は個別に安置され、その後合祀されるタイプや、永代にわたり個別のまま安置できるタイプがあります。

●納骨堂
人口の多い大都市圏での利用が多いです。新潟県内でも屋内の施設に、個別の納骨スペースが設けられています。自動搬送式、仏壇式、ロッカー式など、様々なタイプがあり、天候に左右されずにお参りできます。

●樹木葬
墓石の代わりに樹木や草花を墓標とする新しい埋葬の形です。墓石を建立しないため、費用を抑えられます。自然の中で安らかに眠りたいと願う方や、お墓の管理・承継に不安を感じる方から選ばれる傾向にあります。

A4.
「永代供養」という言葉から、永遠に供養が続くイメージを持たれるかもしれませんが、実際には施設や契約内容、運営会社によって期間が異なります。

●合祀型
他の方のご遺骨と一緒に埋葬されるため、文字通り永代にわたり供養が行われることが多いです。個別の期間設定はありません。

●個別安置型・集合安置型
一定の期間（例えば13年回忌まで）は個別のスペースで安置され、その後合祀されるというケースが多く見られます。個別の安置期間は運営会社や施設毎に異なりますので、契約前に確認が必要です。

●納骨堂型
個別の納骨壇で一定期間安置された後、合祀される場合や、契約更新によって永代にわたり個別のまま安置できる場合があります。

いずれの形式であっても、定期的な合同供養は永続的に行われることが一般的です。「永代」とは、個別の墓石のように承継者がいなくても、寺院や霊園運営会社が責任を持って供養を続けるという意味合いが強いと言えるでしょう。

A5.
永代供養墓の大きな魅力のひとつとして、寺院や霊園運営会社が定期的に供養と清掃等の維持管理を行ってくれる点が挙げられます。

●供養
年忌法要（一周忌、三回忌、七回忌などの法要）や、お彼岸(春秋の年2回)、お盆などの合同供養が定期的に行われるケースが多いようです。個別の法要を希望する場合は、別途費用が必要となる場合があります。

●清掃・管理
墓地内の清掃、共有スペースの管理などは、寺院や霊園運営管理会社のスタッフによって定期的に行われます。これにより、遺族は法要前や彼岸前に足を運んで清掃をする必要がありません。

ただし、個別の納骨スペースの装飾や清掃については、契約内容によって異なる場合がありますので、寺院や運営会社に事前確認が必要です。

A6.
永代供養墓は生前に申し込むことが可能です。生前に自らが準備しておくことで、家族の負担を軽減することができます。また、自身の希望する供養の形や場所を事前に選べるというメリットもあります。生前に契約した場合の特典や割引を設定している霊園もあるので、自分の希望する場所や形態の霊園を数多く調べてみることをおすすめします。

A7.
永代供養墓に関する相談は、以下のような専門家や機関に相談するのが安心です。

●葬儀社
葬儀社は、様々な寺院や霊園運営会社の永代供養墓の情報を持っています。中立的な立場でアドバイスを受けることができ、手続きのサポートもしてくれる場合があります。

●石材店
お墓の専門家である石材店も、永代供養墓に関する知識を持っています。特に個別安置型の永代供養墓を検討している場合には、相談してみるのも良いでしょう。

●寺院・霊園運営会社の担当者
永代供養墓を運営している寺院や霊園の担当者に相談することで、施設の詳細な情報や費用、供養の内容などを詳しく聞くことができます。複数の施設を比較検討することが大切です。

●終活・相続の専門家
弁護士や行政書士など、終活や相続に関する専門家も、永代供養墓を含めた供養のあり方について相談に乗ってくれます。法的な側面からのアドバイスも期待できます。

複数の専門家に相談し、それぞれの意見を聞いた上で、自身にとって最も信頼できる相談相手を見つけることが大切です。

家族葬そらは仏壇・墓石の福宝グループです。永代供養墓を御検討されている方は、お近くの福宝各店でもご相談承っております。
もちろん家族葬そらでも無料相談会等でのご相談OKです。お気軽にお問い合わせしてみてください。

●福宝ホームページ
https://www.fukuhou.jp/cemetery/

●家族葬そら/無料相談会

事前相談

A8.
永代供養墓の費用は、タイプ、施設、立地などによって大きく異なります。あくまで目安として参考にしてください。（新潟県内の相場とは異なる場合があります。）

A9.
新潟県においても、近年、核家族化や少子高齢化、価値観の多様化などを背景に、永代供養墓の利用は増加傾向にあります。特に、都市部や高齢化が進んでいる地域を中心に、後継者のいない方や、子供に負担をかけたくないというニーズが高まっています。
新潟県内には、様々な形式の永代供養墓があり、寺院が運営するもの、民間の霊園が運営するものなど、選択肢も増えています。日本海に面した自然豊かな環境にある霊園や、歴史ある寺院の境内にある永代供養墓など、地域性豊かな施設も見られます。
具体的な利用件数などの統計データは公表されていませんが、県内の葬儀社や石材店へのヒアリング、霊園・寺院の情報を総合的に見ると、永代供養は新潟県においても着実に広まっていると言えるでしょう。今後もこの傾向は続くと考えられます。

家族葬そらは仏壇・墓石の「福宝グループ」です。
福宝が運営するふたつの霊園と樹木葬をご紹介します。

●福宝の樹木葬 やすらぎ
https://www.fukuhou.jp/jyumokusou/

●長岡やすらぎ霊園
〒940-1117 長岡市横枕町172
電話0258-39-1239
https://www.fuji-memorial.jp/

●見附やすらぎ霊園
〒954-0031 見附市太田町字梅田541
電話 0258-61-1239
https://www.fuji-memorial.jp/

永代供養を御検討されている方は、お近くの福宝各店でもご相談承っております。
もちろん家族葬そらでも無料相談会等でのご相談OKです。お気軽にお問い合わせしてみてください。

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