法要の基礎知識

法事、法要

法要の基礎知識

作成日:2023年5月9日 更新日:2023年5月9日

目次 [閉じる]

そもそも法要とは…?

法要とは、故人を追悼するために行われる儀式です。主な法要には、故人が亡くなってから百日目まで営む忌日法要(きじつほうよう)と、決まった年の命日に行う年忌法要(ねんきほうよう)があります。

 

仏教では主に、忌が明ける四十九日までを「中陰(ちゅういん)」と言い、7日ごとに計7回の法要が営まれます。これは、あの世で7日ごとに7回、生前の善行や罪に対して審判が行われるという仏教の考えから、それぞれの審判の日に供養を行い、故人が浄土へ行き、成仏できるように願う意味があります。

 

法要は自宅や寺院で行われることが多く、僧侶の読経の後、お斎の席を設けるのが一般的です。

法要が重要とされる忌日法要

亡くなってから百日目までの法要を「忌日法要」と言います。

●忌日法要一覧 ※すべて死亡日を含みます。

初七日(しょなのか):死後7日後

二七日(ふたなのか):死後14日後

三七日(みなのか):死後21日後

四七日(よなのか):死後28日後

五七日(いつなのか)or三十五日(さんじゅうごにち):死後35日後

六七日(むなのか):死後42日後

七七日(なななのか)or四十九日(しじゅうくにち):死後49日後

百か日(ひゃっかにち):死後100日後

以前はすべてにおいて、親族でお寺に行くか僧侶を呼んで読経をしていましたが、現在では、初七日と四十九日法要の2回に省略するのが一般的です。中でも初七日、三十五日の法要は遠方の参列者への配慮から、葬儀の日に合わせて行うことが多くなっています。

 

四十九日は「満中陰(まんちゅういん)」といい、一般的にこの日をもって忌明けとされるほか、四十九日は故人の死後の行方が決まる日とされ、初七日と同様の重要な法要として執り行います。また、この日に納骨式を合わせて行うことも多いです。ただし、宗派や地域によっては、日数の数え方や忌明けの時期が異なる場合もあります。

一周忌以降は徐々に身内だけでの法要に

死亡した同月同日の命日を「祥月命日(しょうつきめいにち)」といい、祥月命日に行う法要を年忌法要といいます。亡くなった翌年に行うのが一周忌、その1年後が三周忌です。その後は七回忌、十三回忌…と続きます。

 

命日の数え方ですが、法要を営む時は、故人の祥月命日をもとに考えます。故人が亡くなってから、まる1年目に当たる祥月命日が一周忌、3回目以降は亡くなった年を含めた数え方(数え年)になります。例えば、三回忌は亡くなってから満2年目、七回忌は亡くなってから満6年目と数えていきます。

●年忌法要一覧

一周忌:死後1年目(死亡年を含まない)

三回忌:死後3年目(死亡年を含む)

七回忌:死後7年目(死亡年を含む)

十三回忌:死後13年目(死亡年を含む)

十七回忌:死後17年目(死亡年を含む)

二十三回忌:死後23年目(死亡年を含む)

二十七回忌:死後27年目(死亡年を含む)

三十三回忌:死後33年目(死亡年を含む)

五十回忌:死後50年目(死亡年を含む)

百回忌:死後100年目(死亡年を含む)

年忌法要は本来、祥月命日に行うのが習わしですが、参列者の都合を考え、土・日曜に行われることが多いようです。その場合、多くは命日よりも前に法要を行います。一般的には、三十三回忌が最後の法要で、「弔い上げ」と呼ばれています。

穢れた見を慎む「忌中」と、弔意を表す「喪中」

日本では古くから死を「穢れ(けがれ)」とみなす風潮があり、そこかれ生まれたのが「忌」「喪」の考え方です。忌中は死に接して穢れた身を慎み、喪中は弔意を表すという意味があります。一般的に四十九日までを「忌中」、1年間を「喪中」としています。

 

喪中は慶事への出席や年賀状、神社への参拝などを控えます。年賀状でやりとりを行っている方は、亡くなった年の12月までに年賀欠礼のハガキを出すのが一般的です。

 

法要は葬儀を終えたご遺族が行う大切な行事です。故人を思い、そして偲ぶためにも大切な時間といえます。家族葬そらでは、新潟の法要についてのご相談も承っています。わからない点があれば、家族葬そらのスタッフにご相談ください。各地域の慣習を大切にし、故人を偲ぶ法要を執り行うために、スタッフ一同真心を込めてサポートいたします。

新潟市・近郊エリアでの家族葬は家族葬そらにお任せください

新潟市・近郊エリアに11式場を展開する家族葬そらは、はじめての葬儀でも安心して執り行える1日1組限定の貸切家族葬専用ホール(家族葬式場)です。一級葬祭ディレクター他経験豊富なスタッフが、ご遺族の心に寄り添い、故人への感謝を最大限にお伝えできるよう、無理のないプランとスムーズな葬儀の段取りで親身にサポートいたします。

また、福宝グループの葬儀社として葬儀だけでなく、仏壇・墓石・霊園などを通じて、皆様を支えて参ります。どんな小さなことでも構いません、家族葬はもちろん、葬儀に関わるお困りごとや疑問は家族葬そらへお問い合わせください。24時間通話無料でご相談に応じます。

  • 初めての方へ
  • 資料請求する

ふくちゃん会員でお葬式が最大10%割引
(無料会員登録)

  • 電話をかける(無料)
  • 資料請求する(無料)

葬祭ディレクターがご遺族様を
丁寧にサポートします

  • ふるや

  • きりゅう

  • みまた

  • さいとう

  • 実際にかかるお葬式の費用や内容
  • 式場の設備や雰囲気
  • いざという時の準備や流れ

24時間365日対応
専門スタッフが疑問にお答えします

たかだ

お客様のご意向に沿うようにできる限りのお手伝いをさせていただきます。

様々なお別れの仕方のご希望があると思います。無宗派葬の場合はいくつかのご提案をさせていただき、暖かく心に残るお別れの場を準備いたします。

ほり

葬儀への不安を払しょくし、ご要望を叶えるべくサポートいたします。

皆さんからの希望や要望、故人の人柄を表すものや葬儀全体の進め方、記憶や形に残るものなど。出来るだけ叶えたいと思っています。

  • 実際にかかるお葬式の費用や内容
  • 式場の設備や雰囲気
  • いざという時の準備や流れ
  • ふるや

  • きりゅう

  • みまた

  • さいとう

【お客様サポートダイヤル】0120-108-401
  • 電話をかける(無料)
  • 資料請求する(無料)